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エスプレッソ道、始まる アルポルトからイータリーまで

ちょっとしたお祝い事のために良いところでお食事をするという話が持ち上がって、それで、支店の方ではあったのだけど、片岡護さんのお店であるアルポルトでお食事する機会に恵まれました。

季節感あるお料理がふんだんで素晴らしかったし、サービスも親しみやすくて良かったですが、ワインリストに記されている金額には驚きました。しかしながら、やはり高価だからこそ、味も香りもしっかり舌に刻まれたということで、もし今後、人生で同じワインを飲んだなら言い当てられるくらいには味と香りを記憶できたように思いました。

テレビ番組の格付けチェックとかで勝ち続けられる芸能人の人って、やっぱり普段から身を切って高いものを飲食することで覚えて行ってるんじゃないかと思いました。覚えないとこっちが損をするほどの金額だと味を覚えざるを得ないというか。

で、お食事の最後が最も印象深かったというのもおかしい話なのだけど、私はコーヒーか紅茶かと聞かれたら絶対的に紅茶派なので普段なら盲目的に紅茶を選ぶのだけど、この時は、ちょうどWBCをやっている頃だったので、対イタリア戦でエスプレッソがテレビで盛んに話題に上がっていた時期でもありました。それで、食後の飲み物にエスプレッソを頼んだら、これがもう、ものすごく美味しい。感動しました。アルポルトで出されるエスプレッソ、香ばしくて非常に美味しいです。

後日、エスプレッソの味が忘れられず、某専門店に行ったりしてわざわざエスプレッソシングルを頼むようになったのですが、アルポルトエスプレッソの味にはどうしてもかないません。一体何が違うんでしょうか!?街カフェのエスプレッソはどうしても酸味が強いようです。

しかし、飲んでいるうちに、やっぱりエスプレッソのカフェインが自分にはきついことに気がついたので、カフェインレスのエスプレッソを注文するようになりました。

というわけで、今後も、エスプレッソ探索は続きます。今までエスプレッソベースのドリンク類を飲むことはあっても、エスプレッソショットそのものを注文しようってのは今まで自分では無かったことなので、ちょっと新しい楽しみがひらけてきました。

こちらは、ウィズ原宿のイータリーにて、アフォガード。

ミルク味のジェラートがダブルで来るので、その上からエスプレッソをかけま~す。このエスプレッソは、カフェインレスではないです。

食べログなどでは、アフォガードはほとんど写真が挙がって無かったみたいなので、珍しくて良いかなと思って挙げておきます。

このアフォガードの食べ方、ジェラート×エスプレッソですが、食べているうちに思い起こしたのは、作家の荻野アンナさんがとあるエッセーで書いていたお話。仕事帰りに喫茶店に立ち寄り、片手にソフトクリームもう片手にコーヒーで、交互に食べているうちにないまぜになったという一幕があったと思うんですが、それを思い出しました。

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