Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

2021年建築雑誌勝手に総ざらい

建築のことを取り上げようと心がけているブログなので、一応言及しておくと、今年建築雑誌などで建築作品を見ていて思ったこととしては、天地無用系!?の建築が増えているのかな、という気がした。元々建築はすべて天地無用だからこの表現は完全におかしいけれど、ルーフなのかフロアなのかわからないような建築が増えていて、屋根に相当する部分を歩こうと思えば歩けるような建築が増えているんだな~、ということを感じた。そして、ちょっと潜伏系の建築というか、ほら穴のようなところに入ってしまって見上げると孔が開いていて空が見える的な、そういう建築もあり、外観の面でも建築が更にぐにゃぐにゃして来たように思う。だいたいどの建築家さんのどの作品を見てそう思ったかというのは詳しい人なら、すぐわかると思うけど。
『日経アーキテクチュア』の方で見ましたが、永山祐子さんがデザインアーキテクトを務めたドバイ万博の日本館のパビリオンが、今年、建築雑誌の誌面で見た中で、最も美しく、建築らしい建築、というふうに見えました。

至れり尽くせりの住宅の実例が見られる1冊 - Qu'en pensez-vous?

『日本の家 空間・記憶・言葉』を読みました - Qu'en pensez-vous?

インテリアの色彩の比率に関してユーチューバーから学ぶ - Qu'en pensez-vous?

「MODERNLIVING245」や「GA JAPAN164」で田根剛さんの建築を見かけ、時代の気分に合っていると感じた - Qu'en pensez-vous?