Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

インテリアの色彩の比率に関してユーチューバーから学ぶ

山崎美津江さん著の「帰りたくなる家」の46頁に、インテリアデザイナー内田繁さんの言葉が引用されています。
ちょっとここにそのまま書いてしまっていいのかどうかわからないので、そっくりそのまま書くのは控えますが、床がインテリアにとってとても大切な要素であるということを伝える一節が出てきます。

これは本当にその通りだと思って、インテリアデザイナーの方が言うからにはそうなんだろうなあと思っていたところ、最近、ちょっとびっくりするような気付きを得ました。

大理石調のフロアタイルって、ものすごく劇的に空間の印象が変わるものなのだということ。こんなに凄いものだとは知らなかったので、かなり感動しました。しかし、どうしたって高額になってしまうんだろうな~ということは思いました。

私の所の床材は普通の木板のフローリングなので、極めて平凡でお洒落でも何でもなく庶民的な選択なんだということが良くわかりました。

大理石調の床材、驚くべき高級感で素晴らしいです。そんな豪邸に住んでみたいな~と思うし、やっぱりいろんな実例を雑誌上でも良いので沢山見て、今後に備える意味でも希望の住宅インテリアのイメージを沢山ストックしておくべきだろうな~と思いました。

そんな流れでお洒落なインテリアを作りたいとも思い、インテリアのコツやインテリアの色彩について知りたいと思い手っ取り早くYouTubeにヘルプを求めました。
インテリア関係のユーチューバーの方が色々いらっしゃるようで、最近急上昇のユーチューバーさんがいるらしく見てみたのは、「クリエイティブの裏側」というチャンネル。顔出し実演されていて、照明やインテリアの色彩について大変参考になりました。
他にはTommyさんとかも見て、私はTommyさんの方がより好みのように思いましたが、こちらは私の見た動画では顔出しはされていませんでした。
どちらにしても、インテリアの色彩に関して、ベースカラーとアクセントカラーの比率の問題に関しては、ハンバーグの牛肉と豚肉の配合比率と似たようなものだとわかりました!?両者とも一言もそんなことは語っていませんが、自分なりの勝手な理解というか覚え方では、インテリアの色彩はハンバーグと同じ感覚かな~という感じです。上記の2名のユーチューバー様の提示している色彩比率が異なるので、ハンバーグを作る時くらいの誤差があるという感覚で私は理解しました。

色彩は空間全体の問題だけれども、最初の話に戻ると、やはり床が最もインテリアにとって大事な要素なのではないかと思い、それは例えば、コンビニや、たまにドラッグストアなども、特に24時間営業のような店舗の床は鏡面のようにピカピカに磨いて明るさを出すとか、そういうことが良く言われているように、やはり床の影響力は大きくて、それは一般住宅にも当てはまることなのだろうと思う。建築家の永山祐子さんがヘリンボーン柄などの床をプロデュースされたりしているのを雑誌「モダンリビング」などで見たことがありますけれど、やはり、床は大事。床材にも様々な選択肢があるんだということを我々一般人も知っておくとためになるかもしれない。

しかし床はそう簡単に交換することはできないので、とにかく今ある物をピカピカに維持することで、空間を明るく、良く手入れされた印象をつけると、少なくとも空間の好感度は上がって物を大切にしている感は出そうには思うし、それが最もベーシックで無理のないインテリアなのかと思う。
色彩云々は、その次の段階にあるものなのかな~と思い、私には少しハードルが高そうに思いました。私にはインテリアをお洒落に保つ適性が無さそうなので、無理はしません。

最初の、婦人之友社刊、山崎美津江著「帰りたくなる家」に関連して、最も印象的なのは、実はアマゾンのレビューだったりする。「帰りたくなる家」のレビューにある殿堂入りベスト10レビュアーの人のレビューが切実たる内容で、これを上回るレビューを誰も書けなくて止まってる感じ。そのレビューが凄過ぎて思わずこの本を買ったという、一体どっちを評価して本を買ったのかわからない状態。どちらかというと私はそのレビューに出てくる片付けられないタイプの方なので、今後も気を付けて頑張ります。

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