ところで前々回のブログ更新時に、スタートレック/ヴォイジャーの話をちらっと書いたことが自分で頭の中にずっと残っていたので、追加でまたヴォイジャーについて書いておこうかなと思います。
花火の光が巡る様子が、スタートレックのエンタープライズではなく、どちらかというとヴォイジャーの船体からフェイザー砲が発射される様子
ボーグスフィアとヴォイジャー艦(嘘、開会式の感想) - Qu'en pensez-vous?
宙に浮かんだドローンスフィアをボーグスフィアに見立てるとしたら、ボーグとヴォイジャー艦の対峙
ボーグスフィアとヴォイジャー艦(嘘、開会式の感想) - Qu'en pensez-vous?
私はスタートレックの全シリーズの中で、ヴォイジャーが一番面白いのではないかと思っている派なんですが、こんなことを書くとTNG派の方々からめちゃくちゃ怒られそうですけど、私はVOY派です。TNGは別にスタンダードに面白いですけど、VOYのあの最初の頃の悲愴感というか、大変な状況から物語が開始するところが、もう絶対に離れられなくなるほど面白いです。TOSもTNGも、基本、宇宙ぶらぶら旅行で、別にどうしてもトレックしなくてもいいのに自分達で勝手に「宇宙、そこは最後のフロンティア」とか言い出して宇宙探査しているわけだけど、VOYの場合、どうしても航行しなければならない、そうじゃないと地球に帰還できない、しかも生きているうちには帰れないかも、というお話だから、もう悲愴感や絶望感や、そういうところから始まるから、特別な魅力があります。
ところで全然わからないで読んでる人たちはTOSとかTNGとか何なの?と思うかもしれないけれど、TOSは オリジナルトレックのことで(邦題は、宇宙大作戦だと思う)、TNGはザネクストジェネレーションで、邦題は新スタートレックで出ていたものです。VOYの他に、DS9(ディープスペースナイン)もあって、あとエンタープライズとか、新しいのは私は今ぜんぜん見てないのでわかりません。でも新シリーズちゃんとあります。(っていうか、新しいの見てないって、自分はトレッキーと名乗りながら何たる不届き者と今思った。)
さっき、飛ばないと帰還できない、と書きましたが、一番最初に、衝撃波でものすごく遠くの、本当に未踏の宇宙域にヴォイジャー号は飛ばされてしまいます。その宇宙域の名称は、デルタ宇宙域となります。
何と!デルタはいつも縁起が悪いですね~。でも、アメリカのアニメ、ザ・シンプソンズがいろいろ予言したとか言われてますけど、密かにスタートレック/ヴォイジャーも、デルタ宇宙域、と出てくるので、デルタ株の予言だったと言えばそうなるかもしれません。ちょっとこじつけかもしれませんけどね~。
というわけで、スタートレック/ヴォイジャーは遭難した宇宙船の話で、地球に帰還するまでの苦難の旅の物語となります。
男の人が見るには良いかもしません。最初からは出て来ないけど、途中からセクシーキャラのセブンオブナインが出てきます。
他に、このシリーズの特徴としては、女性艦長である点とか、ドクターがホログラムである点、副長がレジスタンス出身でアメリカ先住民をルーツに持つ、クリンゴン人と地球人のハーフの女性が機関主任、異星人カップルのニ-リックスとケスが最初の頃から乗り合わせる、食事がレプリケーターではなくニーリックスが火を使って食堂の厨房で料理をする、セブンオブナインを途中で拾う、あんなに恐いボーグが出てきてもボーグが出て来ただけで地球に近付いたことを知りこっちは涙が出そうになる、などなど、特徴あり過ぎる設定満載で、めちゃくちゃ面白いです。
この女性艦長みたいな女性上司の下で働けたらきっと幸せだろうなあと思ったことがある。キャスリン・ジェインウェイ艦長。後に映画で、提督になってました。
急に思ったけど、スタートレックって各シリーズのドクターについて語るだけで、本1冊書けるくらいに思うんだけど、それくらいドクターに特色あり過ぎるという感じがする。
ともかく、デルタ宇宙域はヤバいです。
ボーグスフィアとヴォイジャー艦(嘘、開会式の感想) - Qu'en pensez-vous?
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