前回、
二重人格な玄関 玄関に土間収納を設けるとしたら - Qu'en pensez-vous?
玄関とは、本当に不思議なものだと思います。個人の住宅と言えども一体どこからプライベート空間が始まるのか、どこまでがパブリックなスペースなのか。
二重人格な玄関 玄関に土間収納を設けるとしたら - Qu'en pensez-vous?
一体いつプライベートな空間に切り替わるのか、その目印というか敷居が、どこにあるのだろう
二重人格な玄関 玄関に土間収納を設けるとしたら - Qu'en pensez-vous?
このような記事を書き、直後に気が付きましたが、やはりその話の続きとして、手洗いうがいをしてから洋服用のウォークインクローゼットかファミリークローゼットを通って着替えるという工程がありますね。それから、ホームエレベーターもしくは階段を使って上階へ移動し、2階か3階にあるリビングで過ごすということになると思う。
つまり、『二重人格な玄関』である土間収納部分で靴を脱いで家に上がり、セカンド洗面あるいは広めのトイレの手洗い場、あるいは1階にホテルライクなバスルーム内の洗面所があるようならそこで手洗いうがいをし、ウォークインクローゼットを通り、そこで外出着を脱ぎ捨て部屋着に着替え、坪庭を眺めながら移動し、ホームエレベーターか階段へ向かう。手洗いうがいをしたり着替えをしたりしながら、徐々に外界からの影響を同時に脱ぎ捨て素の自分へと戻っていくという工程があるのではないだろうかと思いました。そして部屋着に着替えた状態で、エレベーターか階段で上階に向かい、上階のプライベートゾーンに達した時点で、完全にプライベートモードになる、ということが住宅内で起こりうることなのかな、と思いました。
戸建て住宅の2階リビングや2階以上のリビングは、とても良いことだと思う。プライベート感というか、静かに過ごせるというか、1階だとどうしても通りからの人目や、人通りの激しさなどがどうしても気になってしまい、寛いだ気分でいられないと思う。しかも最近、住宅街を通り抜ける際に気が付くこととして、2階以上のリビングはとても普及してきているように見えるので、『とても静かに』ですけど、今、日本の住宅の内部空間においてかなりの変化が生じてきているのは確かなことのように思える。
二重人格な玄関 玄関に土間収納を設けるとしたら - Qu'en pensez-vous?
夏の屋上生活その2 屋上でできること - Qu'en pensez-vous?