数年前までガレット屋さんに良く食べに行っていました。ご存じとは思いますが、そば粉のクレープ生地で、食事系の具が乗っかっているタイプと、デザート系クレープとがあります。
最近またグルテンフリー生活をしているため、小麦粉の制限をしているので、そば粉はグルテンが無いのでそば粉のクレープに再び挑戦してみることにしました。再び、というのは、これまで何回も作っていたのですが、グルテンが無いため生地が伸びてくれないそば粉のクレープは本当に作りにくくて、ボロボロになって崩れたりして大変な目に遭って来ました。小麦粉のクレープは本当に作り易くて、ソテーパンの温度調節とバターで、無加工のステンレスのソテーパンでも余裕で薄焼きができてしまうのに。そば粉ではそうは行きません。そして形が崩れる以上に悪いこととして、そば粉生地がどうしようもない味で、食べられないレベルの間延びした味で、ガレット屋さんに生地のレシピを聞きに行きたいと思ったくらいでした。
今回は、クックパーフライパン用ホイルを使用したところ、比較的きれいにクレープ生地を焼くことが出来ました。
更に、もう1つ良かったことは、料理研究家の脇雅世さんのそば粉のクレープ生地のレシピで作ってみたところ、とてもおいしくできました。今までのそば粉生地とは全く違って美味しかった。やっぱりフランスで修行して帰って来られた料理研究家さんは味が確かだな~と思った。あと、生地をかなり長く寝かせておくのも重要な事かなと思いました。もう腐ったかと思うくらい寝かせておきました。
で、今回はまた別の寝かせっぱなしの素材もあって、作り置きして1週間以上も経ってしまいそろそろ食べないと心配なりんごソースがあったので、それを焼き上がったそば粉のクレープ生地の上に塗り広げてその上に具材を乗せる形で、りんごを使った食事ガレットにしてみました。
りんごソースは、砂糖も入れずに、長野県産秋映えりんごとロゼワイン(白ワインで十分です)とクローブ、レモンで、ぐつぐつと汁気が無くなるまで煮たものを、フードプロセッサーでペースト状にして保存容器に入れ冷蔵庫で寝かせておいたもの。
りんごとカマンベールのガレット。
両方共ブルターニュ地方の特産らしいです。
りんごソースの上に、カマンベールチーズのスライスを散らしてりんごのスライスを飾る。
ポークソテーの食事ガレット。
ベビーリーフがてんこ盛りになっているガレットは、以前通っていたガレット屋さんでこんな感じのガレットがあったので、真似してみました。お店のは、トッピングはスモークサーモンを使っていたり、サラダチキンだったり、アボカドだったりしたと思う。
とんかつ用よりも少し薄めのポークソテー用らしき豚ロース肉に良く塩こしょうして、良い色目が付くようにカリッとソテーして食べやすく切る。そば粉生地にりんごソースを塗り伸ばした上にポークソテー、ベビーリーフを乗せる。
美味しかったです。満足。コロナのせいもあってそもそも外食をあまりしない上に、ぜんぜんガレット屋さんも行かなくなっていましたが、これで結構満足しました。
食事ガレットじゃなく、デザート系ガレットの場合は、↓こちらの過去記事に載ってるくらいの色味になるくらいのりんごジャムをとトッピングすると綺麗かもしれません。
あけおめことよろⅡ - Qu'en pensez-vous?
りんごは一応たくさん在庫があります。
そうですね~、ちょっと忙しいかもしれないので、(それに、コロナに罹っていなければ。何となく、そろそろヤバいかも。身近に迫ってきている)今年中には、今年のタルトタタン記事かりんごのお菓子系を挙げようかな~と思っています。今年はグルテンフリーバージョンの予定。