ジョエル・ロブション おべんとうの本 フレンチ&和食
インフォレストパブリッシング
フランス語の発音通りに「ロビュション」と本当は書きたいのだけど、それだと下線が出ないかもしれないので、まかり通っているらしい表記のロブションで通します。
こちら、2012年の料理本で、お弁当と書いてありますが、通常のメニューとして使える内容になってます。当時「料理の鉄人」の新バージョン「アイアン・シェフ」という番組を少し放送していた時期があったと思うのだけど、ジョエル・ロブションのお弟子さんの須賀洋介シェフが出演していて、本の帯に須賀洋介シェフもレシピ作成に参加しているみたいなことが書いてあったのでこの料理本を買ったように思います。
この中の、「飛竜頭」を今回作ってみました。
飛竜頭は、前にも作ったことはあったのだけど、豆腐の水切りが上手く行っていなくて天ぷら油の中に入れた段階でバラバラになってしまった苦い経験から、かなりの苦手意識があったので、今度こそ成功させようと入念に木綿豆腐を水切りしました。
今回は上手く行きました。良かった~。
それに、とてもおいしくて、リピートで翌々日にもう1回作りました。ただ、家族からは不審に思われた。
生姜醤油をつけて食べる。
2回目作った時、作った後、食べるまで2、3時間放置したら、冷たくなってしまって、食べたら冷たくて全然美味しくなくてびっくりした。そこで、電子レンジで湯気が上がるほど温め直したところ、おいしさが復活しました。(写真の、スクエアのざるとバットは、料理研究家の有元葉子さん監修のラ・バーゼです。)
熱々だと飛竜頭っておいしいのだとわかりました。びっくり、おいしい。飛竜頭、最高。マックフライポテトと同じくらいおいしい!?要するに揚げ物が好きというだけだったりして。
正直、こんな少しじゃなく、自分1人の分だけで100個くらい揚げて、ギャル曽根みたいにドカドカと過食がしたいです。毎日、飛竜頭でいいです。
これまで、この料理本でリピートしていたのは「アスパラガスと炒り卵」のレシピだったのですが(おいしくて、何度も何度も作ってます)、新たにリピートレシピに「飛竜頭」が加わりました。
ジョエル・ロブション氏は2018年に他界されたそうで。
この料理本の最初に、ジョエル・ロブション直筆のメッセージが載っています。フランス語で書いてあるので、フランス語を勉強中の方にもお勧めできるかもしれません。訳はついてますけど、簡単なフランス語なので勉強歴のある方ならわかると思います。この料理本を買った当時自分で書いて本に挟んでおいたルーズリーフが、ジョエル・ロブション直筆メッセージのページに見つかりました。ジョエル・ロブションのくせ字が強いので、読み易いように自分で綴りを書き写したルーズリーフが。