ロック「人間悟性論」は好みでした

様相とか空間についての話の中で、ロックとベルクソンについて読みますなどと言って、後で書きますなどと宣言していました。
今回まだ詳しく書くことはできませんが、確かに少し読みました。

ジョン・ロックの「人間悟性論」、これ大変素晴らしい哲学書ですね。感動しました。
ある事柄からある事柄を分離し続けて行って物事を判然とさせる作業が哲学であるとするならば、「人間悟性論」はまさにそれを実践しています。

アンリ・ベルクソンに対してはあまり私は良い印象は持っていませんが、ひょっとしてベルクソンはノーベル賞文学賞を受賞していましたでしょうかね。
何となくベルクソンについてはずるい感じがしてます。イメージ的にロックを下敷きにして書いてるようにも思える。でもまだ少ししか読んでいないので断言は避けます。

ともかく、ロックの「人間悟性論」は大変気に入りました。

そのあたりの懐疑主義の人達が専門の先生が大変に近寄りがたい雰囲気だったため、ずっとロックに対しても同じようなイメージを抱き敬遠してきましたが、ずいぶんと損をしたものです。反省しました。

もう少し読んでみて、さらに詳しく頭の中でいろいろ組み立てられたら、また様相や空間について自分の言葉で書くことを試みてみます。