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空間について考えます

昼食を食べる時間が無いのでエネルギーゼリーでおなかを満たしている

横浜市の中学校の昼食時間が15分と短く、ゆっくり食べられない、というニュースがありました。NHKのニュースにも出てました。

以下の話を4月頃から記事にしようと思いながらチャンスを逸してきましたが、横浜市の昼食時間が短いニュースに乗じて挙げようと思います。

うちの子も、昼食が食べられない日が続いて困っています。
これはほぼ毎年のことで、学校というのは何かと忙しく、特に春は、いろんな用事が昼の時間帯に入ることが多く、せっかくお弁当を持って行っても全く食べずに帰ってくるということも多々あります。何も飲まず食わずで夜の10時まで家に帰れなかったことも何度もありました。
行事のための委員会などがあればそれに出なければならず食べられません。そうでなくともスケジュールがキツキツで落ち着いて食べていられない状態です。
何の用事も無く本来ならば食べられる日でも、友達を保健室まで運ぶのを手伝ったために食べる時間が無くなったということもありました。過密で時間の余裕がまったくありません。

そこでうちではなるべく忙しい期間は良く予定を聞くようにして、おにぎりとフルーツ、あるいはおにぎりとスープジャーくらいな簡単なお弁当を持たせて、後は最終手段として、ポケットにエネルギーゼリーのパウチを詰め込ませて、最悪何も食べられない時は、短い休み時間でも飲むことができるエネルギーゼリーで乗り切るようにさせています。

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見当をつけておにぎりだけの簡易弁当にしても、それすら食べる時間無く帰ってくることがあります。でもこのエネルギーゼリーから得られたカロリーによって、何とか授業を受けられるし体育もこなせます。

本当に、ブラックです。小さい頃からこのようにして過労状態で育つため、大人になった場合の居場所においても、もしも劣悪な環境がそのまま続いたとしたら引き続き過労状態となります。日本は何もかも詰め込み過ぎで忙し過ぎるように作られているのではないでしょうか。

よく、お弁当ブログをやっているブロガーの方々がいますが、本当に、毎日食べて帰って来れるのだろうかと見ていて疑問に思うことがあります。ブラックな学校に昼食を食べている時間などありません。

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