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空間について考えます

プリツカー賞に磯崎新さん、その他にも意図せぬ建築探訪

建築家の磯崎新さんが2019年のプリツカー賞に決まったとのニュースがあったそうですね。

ブログを更新できなかったここ数週間の間、用事のため丸一日、磯崎新さん設計の建築の内部に缶詰になっていた日がありました。疲れました。

磯崎新さんの建築はいつものことながら贅沢な造りです。高級な材料しか使わないんじゃない?色のチョイスに特徴がある。あと、木や石とか意外にも「自然な建築(自然な建築の提唱者は隈研吾さん)」風なのに、形式を重んじ西洋的な大空間が設けられる傾向にある。西洋建築の参照にとどまらず上手い具合に古典建築が現代建築として更新されているというイメージかな?

プリツカー賞とのことで、磯崎新さんの建築を撮影もしてありますが、管理人の行動範囲がバレたくないので掲載しないことにします。というか、過去掲載分の建築写真だけでも行動範囲は相当バレているかもしれませんが。でもそれらもそんなに頻繁には行きませんけど。たまに行く程度。

しばらくブログを放り出していた期間中、建築のためにでなく、純粋に用事で訪れた場所が他にもあったんですが、そこも大御所建築家(故人)と、有名建築家(存命、というか建築界ではこの年齢でも若手?)設計の建築でした。一体ラッキーなのか何なのか。こちらは意図してそうなったのではないのですが、偶然そうなりました。でも、こちらも缶詰で疲れました。
本当は記事にして美しい建築写真を公開したいところなんですが、いろいろ問題があるかもしれないので、もう少し時間を置いてからにしたいと思います。

そんなわけで、何事か用事というと行く先々、必ず何らかの施設に向かうわけで、そこでは必ず建築家によるデザインが待ち構えているということになりますね。
行動範囲や強制的な用事で、予期せず美的空間が体験できるのは本当に有難いことです。
人それぞれ、体験しやすい建築家の建築って違うと思います。他の方々は、どういった建築家設計の建築に行くことになる場合が多いのかなあ?というのは気になりますね。
建築にまったく興味が無い方々も、是非、注意して、ちょっとお洒落だな、とかカッコイイなとか、綺麗だな、と思った建築は敏感にセンサーを働かせて是非是非空間を体験してみてほしいですね。

↓一番下の、リンクを貼るために過去記事見ていてわかったんですが、管理人はかなり磯崎新さんの著書、読んでいたんですね(忘れていた)。  

磯崎新の建築談義」は結構良かったですよ。是非多くの方に手に取って読んでみてほしいですね。建築写真を篠山紀信さんが撮っていました。

「偶有性操縦法」 磯崎新 - Qu'en pensez-vous?

  

「ル・トロネ修道院」と「ショーの製塩工場」の巻が良かったと思います。建築談義シリーズを読んで以来、磯崎新さんというと、「ル・トロネ修道院」ばかりが思い浮かぶのです。

「偶有性操縦法」 磯崎新 - Qu'en pensez-vous?

 五十嵐太郎さんと対談している「磯崎新の建築談義」のシリーズが私は一番面白かったと思ってます。シリーズで複数冊あったと思う。また読んでみたいです。

磯崎新さんの「日本の建築遺産12選」を読みました - Qu'en pensez-vous?

「偶有性操縦法」 磯崎新 - Qu'en pensez-vous?

『小さな建築』 隈研吾 著 - Qu'en pensez-vous?