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ドキュメンタリー映画『ホイットニー オールウェイズ・ラブ・ユー』を見て戦慄が走った

2012年に急逝した世界的歌手ホイットニー・ヒューストンドキュメンタリー映画『ホイットニー オールウェイズ・ラブ・ユー』が公開中とのことで、早く行かないと終わってしまいそうと思い、見に行ってきました。

劇場内にはすすり泣きの音など聞こえてきていましたが、私自身は泣くというよりも、見終わった後、ぼう然としてしばらく立ち上がれなかったです。衝撃的な内容でした。
ぼう然というか、戦慄が走ったと言ってもいいくらいのショックでした。もう少し、エンドロールを長くして、最後ホイットニーのステージ映像などをもっともっと長くして、我々観客のショックを和らげてから(クールダウンの時間を設けてから)映画館を出て行けるように映像を構成してほしかった、と、このドキュメンタリーの監督に対して思ったくらいです。

本当にびっくりです。

映画館を出てからも、ず~っと考えてました。どうしてこうなったのか、死因というか、ちょっと変じゃないか、とか。

人にはそれぞれ与えられた宿命がある、なんて軽々しい言葉では片付けられないです。重いです。

しばらくしてから急に思ったんですが、ホイットニーの家族や周囲のスタッフの証言で、「ホイットニーの娘が『母親に自分がやったと気付かれずに母親を殺したい』と言っていた」という話があったのを思い出し、ん!?ってことは、娘がひょっとしたらカップケーキに薬物か毒物を混入させて殺害したのかもしれない!?などと思いました(ホイットニーは取り巻きの人に、バスルームにカップケーキ2個を持って来させたそう。そのカップケーキは誰が食べても具合が悪くならないものだったのだろうか?)。娘も、2015年に母親と全く同じ状態でバスタブで溺死状態で発見され、意識を取り戻すことなくその半年後に22歳の若さで亡くなったそうですので、もしかすると娘が・・・ということもあるのかも・・・・・。いえ、これはあまりにも不幸過ぎますので、そんなこと考えたくもありませんが。でも、あの親族のおばさんが、ホイットニーの娘のことを語ろうとした時、激しく泣き崩れたのは変だと思った。何か、核心に迫ることを知っているからあんなに泣いたのでは、と思った。ホイットニーはマイケル・ジャクソンとも晩年交流があったとありましたので、麻酔薬の入手など、娘などでも可能だったのかもしれません。
公式には、バスタブでの溺死は、薬物による心臓発作が原因となっているらしいです。

死因はともかく、ホイットニーの幼少期からの深刻なPTSDと成り得る体験が語り尽くされています。

しかし、それと引き換えに、天からのギフトとも言えるあの歌声と歌唱力。

でも、このドキュメンタリーで触れられていなかったのは、「ボディガード」テーマ曲の後は大きなヒット曲に恵まれなかったということではなかったかと思います。
薬物中毒になったから売れなくなったのか、売れなくなったから薬物中毒が一層ひどくなったのか、どちらが先なのかわからないですが、でも、最後の最後には、リハビリ施設に入り、しわがれていた声を最盛期の声にまで戻し復活を遂げた、となっていて、順調に行っていた矢先の死去だった、という流れになっていました。

悲しいです。とても悲しいし、ショックだし、まだこのドキュメンタリーの衝撃が消えません。
でも、ホイットニー・ヒューストンはスーパースターに違いないですし、亡くなった今でも、世界的歌手として君臨し続けていると思います。

もう少し、ホイットニー・ヒューストンのステージ映像をたっぷり見たかったと思いました。ほぼ、周囲の人達の証言でした。
これでは、ホイットニー・ヒューストンの曲をまったく知らない人が見たら(それは無いでしょうけど。最低でも、映画ボディーガードの「i will always love you」はどこかで耳にしたことはあるはずですが)、ヒット曲一覧が全然わからないまま終わってしまうドキュメンタリーです。私はほとんどホイットニー・ヒューストンのヒット曲を知りません。
実は私は、日頃R&Bが好きで聴くわりには、歌い上げるタイプの歌手が実は苦手で(マライア・キャリーも苦手)、わりとベターっと歌うタイプが好きで、ホイットニー・ヒューストンは盛大に歌い上げるタイプですので実はぜんぜん聴きません。ただ、唯一、「saving all my love for you」という曲だけは大好きで、強く心に残っている曲だったので、今回このドキュメンタリー映画を見る原動力となりました。
たった1曲「saving all my love for you」が好きなだけでも、ドキュメンタリーを見たいと思わせるくらいの影響力があります。他にも、「the greatest love of all」も比較的好きな方ですね。最初期の頃の、歌い上げない控え目なメロディ/声量のパートがほどんどを占める曲の方が、私は好みです。
あと、ドキュメンタリー中でも随所で語られていましたが、本当に、ホイットニー・ヒューストンは美しかったと思う。
言えることは、偉大な歌手だったということ。それは確か。Rest In Peace.

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