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テニスクラブ/テニススクールにお子様を通わせるメリット

大坂なおみ選手の全米オープン優勝に伴い盛り上がりを見せているテニスですが、テニスはお子様の習い事の選択肢として一定の人気を保っていると思われますので、本記事では習い事としてのテニスについて述べてみたいと思います。

と言いますのも、管理人宅では子供の習い事としてテニスをさせていました。過去形です。未就学の幼児のうちからテニススクールに入会し通わせていました。旦那さんの方がテニス経験者という理由もあるのですが、どちらかというと私自身の希望で、「どうしてもテニスをやらせたい」という意志を持って通わせていました。自分自身が運動音痴で、中でも特にテニスが下手なせいで人生いろいろ不都合な目に遭って来たと自分では思っているため、子供はそんなことは無いようにしたいという気持ちからでした。

結論から言うと、テニスをやらせて本当に良かったです。結局、塾通いが忙しくなる年齢の頃にテニススクールを辞めることになったのですが、それでも十分、テニスが身に着きました。親としては本当に満足しています。

「わざわざテニスクラブ/テニススクールに行かせなくても、中学や高校になれば部活で硬式テニス部に入れば良いじゃない。学校の部活で十分じゃないの?」という考え方もあるかと思います。
わざわざお金をかけてテニスクラブ/テニススクールに通うメリットは一体何なのか、と考えると、思い付くこととしては1つあります。
「スピンがかかったボールが打てるようになること」ではないかと私は思っています。
もちろん、それは、正しいフォームで打てているから、スピンがかかったボールが打てるのですが、このフォームをテニススクールでは徹底的に教えてもらえます。

硬式テニスは、大人が使う一番硬い球は幼児には負荷が大き過ぎるので、黄色いスポンジボール→中くらいの硬さのボール→蛍光色の硬い球、の3段階となっていて、年齢に合わせたボールでレッスンが行われます。
スーパーの買い物かごがセットされた買い物カートが、テニスコートにドンと置いてあって、それにてんこ盛りにボールが入っていて、コーチが買い物かごから次々と球を投げてくれるので、どんどん打って行きます。で、買い物かごが空になったら、皆で球拾いとなって、それの繰り返しで、これだけでも結構、子供たちは汗ダラダラです。
毎回毎回そういう基礎を徹底的に繰り返して、正しいフォームを教えてもらって、コーチとラリーができるようになってようやく子供たち同士で試合をするくらいのゆっくりさで、きちんと段階を踏んで進んで行きます。自分で球の軌道をコントロールできるようにならなければラリーは続きませんので、レッスン中にコーチがそれができるようになったかどうか見極めている感じで、かなりじっくり進んで行きました。

良く言われていたのは、「ラケットを立てて」ということでそのことをよく覚えています。テイクバックして球を打とうとする時、きちんとラケットの先が立っているのが重要な事らしいです。で、バーンと打ったら、首の後ろまでラケットを首に巻き付けるようにする、と。あと、もちろん、最初、構えて、テイクバックする時は、おへそが横を向いていなければいけません、これは当たり前ですが。でも、未就学の幼児だとなかなかこれができなくておへそが正面を向いてラケットを左右に振っているだけ、なんてこともあります。入会したての頃はそうでした。
そんな小さい頃から、きちんと段階を経て正しいフォームを教わると、「スピンがかかったボール」が打てるようになります。

それの一体何が問題なのかというと、例えて言うなら、地球が自転しながら公転しているのと同じようなものをイメージして頂けると有難いんですが、スピンがかかったボールがワンバウンドの後、相手が打ち返すとしても、やっぱり元々回転していたボールっていうのは当たりが強いので、相手が打ちにくくなります。
・・・と、うちの子が言ってました。
これは、通っていたテニススクール内での出来事ではなくて、学校の硬式テニス部にて、ラリーを行った時にわかったそうなんですが、「自分は回転がかかったボールが打てるので、ラリーの相手が『打ち返す時に打ちにくそうにしている』」とのことでした。ラリーの相手は、別のテニスクラブに通っている子で大きな試合にも出場経験があり、うちの子よりずっとテニスは上手いです。うちの子は元々がトロくて先天的に下手で反射が鈍くても、パワーだけはあったらしく、回転がかかったしつこいボールを打ってくる相手になっていたようです。

成人のテニススクールのコマもちょっと見かけたことがあるんですが、大人のスクール生でスピンがかかったボールが打てる人って、そうそういません。皆ただライナー性のボールというか、ラケットの先端が横向きの状態で横出しフォームで打ってるようでした。スピンはかかりません。大人になってからそれを矯正しようとしてもなかなか直りそうに見えませんので、やはり、できるだけ小さいうちに正しいフォームで、強く重い球を打てるようにすると良いのではないかと思います。

他にメリットは、テニスができると、似たような動きをする他の種目にも応用が利くので体育の授業でものすごく役に立つそうです。卓球や、バレーボールのサーブ、ティーボール、ソフトボール、野球などでも応用可能なようです。ゴルフも余裕でできると思います。

テニスのコーチは、皆、松岡修造さんや沢松奈生子さんや杉山愛さんみたいな、ああいう熱く元気の良い人たちです!これは本当に。コーチの方々、いつでも燃えてる感じです。(伊達公子さんは上記3名とは雰囲気がちょっと違う気がするのであえて外しました。いえ、ファンです。大昔、伊達公子さんのウィンブルドン感動しながら見てました。)

水泳が最も習い事の中でポピュラーだと思いますが、陸のスポーツ系習い事もいろいろあると思います。体操とかも魅力的でものすごく迷いました。ダンスが学校の体育の授業で必修化していることもありますし、ダンスを子供の習い事として選ぶ人も多いと思います。珍しいものでは、馬術をやってる人とか、ゴルフをやってる人とかも聞きます。膨大なお金がかかりそうですね。古風なものでは、バレエとかを選ぶ人もいますね。
お金をかけずに学校の部活でできるスポーツもたくさんありますが、わざわざお金をかけてやるスポーツもいろいろあるということで、テニスに関して私が知っていることはそんな感じです。
そうですね、費用のうちで最もかかるのは、ラケット代です。ラケットって高価です。これが結構きつかったです。四大大会優勝多数の有名選手が使っているのと同ブランドのラケットが、うちにもドンと置いてあります。テニスシューズも、成長に応じて次々上のサイズを買い替える必要があるので、靴代もかかります。服装はジャージでOKです。

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