『巨匠の残像 「建築」を拓いた17人の遺風』日経アーキテクチュア編
2007年刊で、日経アーキテクチュア誌上に掲載されていた「巨匠の残像」をまとめた本だそうです。
取り上げられている建築家は次の方々。一人残らず故人ということで・・・。
吉村順三
宮脇檀
清家清
林雅子
丹下健三
黒川紀章
内井昭蔵
毛綱毅曠
ピーター・ライス
倉俣史朗
西岡常一
近江栄
村野藤吾
前川國男
吉阪隆正
坪井善勝
松村正恒
構造家の方や宮大工の方の掲載もあり興味深いです。
自分がまだ生まれていない時代のことは良くわかりませんが、戦後20年間くらいの時代の建築界の出来事・動向など知ることができます。
丹下健三さんの、人の育て方が上手い、人の扱いが上手い、という逸話など感心しながら読めます。
松隈洋さんの「残すべき建築」 - Qu'en pensez-vous?