東急プラザ表参道原宿 中村拓志/NAP建築設計事務所+竹中工務店
東急プラザ表参道原宿の「おもはらの森」、この場所を気に入っている方、たくさんいらっしゃるのではないかと思うし、「ネット上で紹介したりしないでよ」とすごく怒られるかも、と思い、掲載すべきじゃないのかなとずいぶんためらいました。
常識で考えたら空いてる時間帯は何時頃になるか、何曜日が空いているか、敢えてそこまで言わなくてもわかりますよね?
信じられないくらい心地よい空間が広がっています。ここのスタバと、その上階のカフェで働いている人たちすごく羨ましいです。勤務先がこんなとは、さぞ快適なのではないでしょうか。
何となく、建築の将来がどうなるのかと考えた時に、こんなふうなのが増えて行くのかもしれないというのは思いました。
広場的な空間、自由にいられる空間、こういう建築空間が主流になって行くのではないだろうかと思う。
いつから日本人は「広場」が得意になったのかという感じですが。
このヘキサゴンの部分にも座れます。服が汚れますが。
でもこれ屋上庭園ということで、きっとすごく設計も管理も大変なのだろうと思う。そこで竹中工務店の技術の出番でしょうか。防根シートくらいでは樹木の根は突き破るだろうし、雨で土が水を含んだりした時の重量とか、すごく屋上庭園って面倒なことばかりじゃないのかな。それもあって外観がこんな変な形をしているのか、あまり美しいとは言えない形態だけれども、これが中村さんのデザインの傾向なのかなあ?色は明らかに中村さんっぽいけれども。