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風間トオルさんの貧乏話について

貧乏だった話をテレビで披露して好評を博しているモデルで俳優の風間トオルさんですが、これは本当に笑って済ませて良い問題なのだろうかと思ってしまいました。
その話が本当なら、児童相談所モノの話じゃないでしょうか。児童養護施設に保護されなきゃおかしい。

 ご本人は、仕事になるならどんな話でもするのかもしれないですけれど、それに事務所とかからそういう話で行けとか言われているのかもしれないですけれど、すべて仕事のためお金のためなのかもしれないですけれど、でも、実際に全国に、そういう貧困で本当に困っている子供って、実は相当数いるんじゃないかと思います。ただの笑い話や、今はこんなに成功しているんだから良かったね、で終わらせるんじゃなくて、番組の終わりとか放送中とかでも、下に小っちゃい字幕でもいいから、「こういう場合は児童相談所に行って下さいね」くらいのお知らせが入っても良いんじゃないのかな、と見ていて思いました。それに、風間トオルさんだって、今ちゃんとそうしていられて社会的立場がちゃんとあるんだから、かつての自分と同じ立場にある子を救う社会活動を始めても良さそうなものだと思ったりもします。それをただ笑い話で終わらせるというのは変な話です。

しかも、ウィキペディア風間トオルさんについて見たら川崎市出身だって書いてある。川崎って言ったら、深刻な少年犯罪がありましたよね。川崎市って、昔から今までずっと、ぜんぜん子供に対するセーフティネットが機能していないんじゃないの、と思いました。一体どうなっているの。不思議でたまらない。

でもとにかく、今、全国で、日々の食べ物にも困る貧困家庭が存在し、まともな食事は学校の給食だけって子も予想以上にたくさんいるんじゃないかと思います。貧困で食べられないだけじゃなく、虐待されていてご飯を与えてもらえなくて学校の給食だけが頼りって子もいるんじゃないかと思う。そういう日々の食事にも困っている子たちへのセーフティネットとして「こども食堂」や「フードバンク」といった取り組みが拡大しているというニュースを見るにつけ、日本の将来が本当に気にかかります。

貧困や格差を放置することは、結局、周辺環境の治安の悪化につながり、自分とは関係ないと思って暮らしている人たちの方にも、最終的には悪影響が及んで来ることになる。他人事ではありえない。やっぱり格差を是正する方向で行かないと大変な未来が待っているように思えてくる。

当面、自分にできることとしては、よく周囲の状況に目配りをして、周囲に変わった事態が起こっていないか、よく見ていてあげることくらいでしょうかね。で、本当にヤバそうだったら本当に児童相談所に通報してあげないと。

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