また東京国立博物館を訪れました。別の館の特別展示が目的だったので、この時は法隆寺宝物館の中には入りませんでしたが、前を通り過ぎたので再び法隆寺宝物館を撮影しました。
写真は、その時の光の状態にすごく影響を受けますね。写真としては2007年の時の方が綺麗に撮れてます。
この頃の建築雑誌の建築写真が妙におかしい理由ってひょっとしてこれでしょうか?撮影に行っても必ずしもベストの光で撮れるとは限らないし、スケジュールの問題もあるだろうから、とりあえず撮って、あとはフォトショップとかで補正して出していたりとかして?一体どうなっているのかわかりませんが、多少光の具合が悪くてもモノホンの写真が好み。
当ブログ、光は悪いですがサイズを軽くしただけで画像自体は未修正の写真です。
旧ブログの保存していたテキスト文書に次のような記述がありましたので、貼り付けておきます。
「谷口吉生さんの建築って、水がらみが多いということ。葛西臨海水族園は言うまでも無く、土門拳記念館、豊田市美術館なども水盤の上に浮かんでいるような建築です。
水を効果的に使う建築家というと、安藤忠雄さん?とイメージしていましたが、谷口さんの水の建築は本当にすごいですね。建築のイメージが軽くて簡潔なだけに、水圧をプラスされている、というか、水によってぬるぬるした流動性のようなニュアンスを補足されているように思います。不可欠的に水がある。」
だそうです。自分、昔、こんなこと書いてたんだ。