Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

土井善晴さんの「作り置き」を参考に、食生活を見直す

春は食生活改善のチャンス、ということで、冬の間から密かに計画を練っていて、ついに実行に移す時期がやってきました。
毎年、現行の食事の反省点を生かして、年度初めに更新するように心がけているのですが、貧弱な朝食をもう少しグレードアップして、しかも食べやすく、食べるのに時間のかからない朝ごはんを作っていきたいと思っていて、何パターンか組み合わせを考えていたものを提供開始しています、家族に対して。
実は、重大な問題として、家族のためにはご飯を作るのに、自分はさっぱり食べないというのが大問題としてあるので、今年度はここを改善する!と思っています。ごはんを食べないので病気にもなるし、免疫力も低下する。自分がしっかり食べるのは夕ご飯だけ、という状況がここ1年くらい続いていました。本当に、2015年は朝ごはんも昼ごはんもほとんど食べなかった。忙しいし疲れて食べられない。それで、判明したことは、人間ドックで調べたら、何か特別なことをしたわけでないのに体重が数キロも落ちていたということ。ガンにでもなったのかと思って心配になりました。人間ドックと言っても、全身くまなく調べているわけではないのでわかりません。でもとりあえず調べた項目については異常はなく、とりあえず生きてます・・・。

でも、やはりそういう意味では人間ドックって意味があるものですね。体重が落ちていたから、食生活を改善しようという気が起こったのだから。
結構良く歩くので、運動はできていると思います。前は熱中して体幹とか鍛えていたため、その時付いた筋肉が今も健在で、消費は良いのかもしれない。トレーニングが本当は好きなんだけれど、最近は歩くだけで、体幹系のトレーニングは一切していませんね。本当はちゃんと運動した方が良いと思いますけれど。

家族は、朝食はパンにしてくれということなのだけれど、私としては本当は朝ごはんは和食が好きなのです。朝は食欲がない上に、自分が好きなものが食べられないので、だんだん朝食抜きになって行ってしまったと思います。逆に私は、昼ごはんがパンだと落ち着くんですよね。朝はご飯に味噌汁、昼はサラダとパン、というのが好み。で、夜は通常通りしっかり1汁2菜の献立で作る。なので、自分の好きなものなら食べられるということで、朝と昼、自分だけのプライベートメニューでやっていこうと思っています。今年度こそはしっかり食べて、熱が出る系の病気にならないようにしたいです。

参考にしている料理研究家は、最近は、土井善晴さんと、渡辺麻紀さんですね。あと、予約が取れない「賛否両論」店主の笠原将弘さんのレシピも良いと思う。土井善晴さんも渡辺麻紀さんもフランス修行経験があって、基本がしっかりしていて、味も確か。すごく勉強になるし、料理という枠にとどまらず、文化的な厚みも感じます。こうした食の大切さを教えてくれる料理研究家の言うことを信じて聞いていこうと思っています。ごはんを食べない人が、食べることに目覚められるかも。

特に、土井善晴さんの「おかずのクッキング」の最近の傾向として、忙しい人とか、食生活が悪い人向けなのか、「ごはん、ちゃんと食べてますか?」という呼びかけで、「準備をしておくことですぐに食事ができる」といったテーマで、作り置きや仕込み料理のテーマもあったりして、すごく目を醒まされました。
最近、「作り置き」関連の料理本が世の中本当に流行っていて、本当にびっくりするほどたくさんの作り置きレシピ本が出回っていますが、そもそも常備菜とか作り置きというものが私は嫌いで関心を示して来ませんでした。作り置いても、なんとなく、古くなったような感じがして、冷蔵庫を開けて保存容器を取り出してもあまり食べたいと思わなくなってしまうのが作り置きの食べ物。
しかし、土井善晴さんの作り置きだけは他の料理家たちの作り置きと違って、本物でした。土井善晴さんの作り置きについての心づもりなどの文章を読み、ふむふむ、と結構納得した。そして、この冬の間ずっと、自分なりに、どのようなメニュー構成で行くか考えていたので、これから徐々に実践して食生活を正します。
もう何年も前から、人間ドックに行くたびにお医者さんから朝食抜きを怒られていたのに、ようやく改心しました。

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