槇文彦さんの建築は、本当に何気ないのに美しいです。
槇さんの建築は、スタイルはほぼ同じでデザイン的に大幅に異なることは無いのだけれど、やはりそのどれもが美しいという印象を人に与えるのはすごいです。
この快適性は採光性の高さから来るものでしょうか。ほとんどがガラスですから非常に明るい。こんな明るい開放的な家に住めるものなら住んでみたいけれどプライバシーの点で問題が出てきますから、やはりこういう開放性は公共空間でしか味わえないものですし、公共空間の特権ですね。
規則的な直線の繰り返しも、整然とした印象で快適性をもたらしているとも思います。
他にも、あちらからもこちらからも通れるとか、そうした経路の自由さも快適性と結びついているかもしれませんし、そうした経路から広場のような空間にパッと出るといった面白さもあるかと思います。
槇文彦さんの、古代出雲歴史博物館 その1 - Qu'en pensez-vous?
槇文彦さんの、古代出雲歴史博物館 その2 - Qu'en pensez-vous?
槇文彦さんの、古代出雲歴史博物館 その3 - Qu'en pensez-vous?