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屋上利用の方法

旭化成ホームズ・へーベルハウスのホームページの現在のトップページに、「ROOFTOP 屋上アウトドアライフを楽しむ」というのがあって、屋上利用の方法の実例がいくつか写真で紹介されていて、たまに興味深く見入っています。

ご近所一帯で、へーベルハウスに限らず、屋上に太陽光発電パネルが乗っかっているお宅をかなり見かけます。しかし予算の関係などで、太陽光発電を設置しなかった場合や、発電パネルを置いても一部空きがあるという場合など、屋上に出られるようにしておくと楽しめるということが良く分かります。
必ずしも、以前へーベルハウスのCMでやっていた屋上緑化という方法でなくても、いろいろな楽しみ方があるものです。

屋上緑化は、植物の根が防水シートを突き破らないように防根シートを敷いたり、土が水を含んだ時に重量が超過したりすると構造に影響するので、必ず専用の軽い土を使ったり、必ず業者に施工を頼まなければならないと思います。自分でやるのはあまり良くないでしょうね。
こんな感じで手間のかかる屋上緑化ですが、緑化しなくても、タイルを敷いて、家具を置いて、タープをかけたりして、実例のように、食事をしたり休んだり、子供のプレイスペースとして使ったりするのは気軽に取り掛かれそうです。

一つ謎なのは、ロッジア・ベランダ(あるいはそらの間)から、らせん階段で屋上に登れるようにした場合、その時のベランダの窓というのは開けっ放しで屋上に上がるということなのだろうか。外から施錠できる窓ってあるのでしょうか?あるいはテラスドアなど?もし外から施錠できないとすると、誰かが1人、室内にお留守番していないと泥棒に入られちゃう。

あともう一つ、謎なのは、屋上に水栓の取り付けが元々無い場合はどうするのかということです。この場合、絶対に屋上緑化どころか、プランターで花を育てるということも困難になってしまう。

そこで調べたのですが、水やりをしなくても、勝手に咲いてくれる花というのがあるんだそうです。春夏秋冬それぞれあります。
春の球根類はだいたい自然に咲くんだそうです。夏はハーブ系が勝手に雨水だけで生えてきて、秋冬は菊系が雨が降れば勝手に咲くのだそうです。

植物に疎くて、ぜんぜんわからないんですが、球根や種を仕込んでおきさえすれば植物が勝手に育ってくれるならストレスが少なくて済みます。

なぜか一時期、その苦手な植物について考えていたことがあって、つる性植物を壁面ではなく床面への緑化に利用できたら、床面に土も不要だし、どんなに軽量化になるかと思って考えていたんですが、そういう研究を実際にされてる研究室の方々がいらっしゃるようです。残念ながら、つる性植物は、水平には伸びないみたいです。首ふり運動ができないとその場でぐるぐる回って伸びていけなくなるようです。