隈研吾さん設計の、石の美術館、那賀川町馬頭広重美術館と同エリアにある那須歴史探訪館です。石の美術館の方が近かったと思います。
こちらの写真も、旧ブログをやっていた頃に撮影したものですのでかなり古いです。
那賀川町馬頭広重美術館と一見似ていますが、こちらの方はガラスがメインになっています。
何しろ周囲の環境がすごいところですので、ガラスで囲まないとバランスが取れないんだと思います。これが馬頭広重みたいに木の外壁だったら、周辺環境に紛れ込んでしまって周囲と見分けがつかなくなる。境界面がガラスであることによってつややかに光が反射し、キリッとした美しい建築に仕上がっているのではないでしょうか。
これが周囲のうっそうとした森。夜に来たら恐そう。いえ、昼間でも結構恐かった。小動物とか出てきそうな感じ。
渋くて綺麗。アーバンな和。う~ん渋い。
新国立競技場の隈研吾さんの案が出た時、マスコミでは隈研吾さんのことを「和の大家」と表現していましたね。確かに和だ。でも、なんとなく、モダニズム建築とかで見るような和ではなくて、何かが違う。数寄屋という感じではない気がしますがどうなんでしょうか。