これはもう、独学の場合はCD付きの本を使って何度も何度も声に出して練習するしかないと思います。
これはもう物真似の世界で、基本的に真似をすれば良いのではないかと思います。
そうやって一日おきくらいに2、3時間は音読の練習をしているうちに、発音のコツは自ずとわかってきます。
意外なところでは、任天堂DSソフトで、フランス語の発音をグラフで表示できるものがあって、手本のグラフと同じように発音すると良い発音、というソフトがあったと思います。
それをやってわかったことは、フランス語というのは、アクセントが想像以上にきつく、喉の奥から出す息の力が突風のように強く、鋭い息を出さなければならないものだとわかると思います。(フランス人女性って、わりとハスキーな声をした人が多い印象ですが、やっぱり発声法が喉を酷使するからじゃないのかなあ?と思いました。)
そして、口の中に大きな肉まんを縦に詰め込んだような感覚で、口腔内の空洞を確保した状態で口先の唇はしっかりと突き出した状態で結ぶ。このような口の動きをギプスで固定したかのように、口が可塑性を帯びて慣れてくると、フランス語らしい発音がいつでもできるようになるのではないかと思います。
というか、そんなに偉そうなことは私には言えないかもしれませんが、2次試験で30点満点中28点取った時の試験官の反応は、かなり良いものを感じました。
皆さん悩みどころと思われるRの発音については、正直私も、自分が上手にできているのかわかりません。
ただ、一口にRと言っても地域によって発音の仕方に多少ヴァリエーションがあるんだそうです。確かにそうでした。CDを作ってくれた先生のRの発音は、まるで日本のヤンキーが誰かに因縁をつけてる風なRでしたので、「私こんな発音身に着けて大丈夫なんだろうか?」と正直不安を感じたものでした。確かにこの先生は地方出身です。
一番よく聞く機会があるのは、いびきをかくような音のRか巻き舌系のRかと思います。結局私は、多分、日本のヤンキー風のRに少々いびきが混ざった感じのRを発音しているのではないかと思います。
舌の位置と、息の送り方にコツがある感じがします。
それと、いろんな人の話では、発音というよりもイントネーション、フランス語らしいイントネーションの方が大切だとも聞きますが、私はあまりイントネーションを強く意識したことはないのですが・・・イントネーションがおかしかったらそもそもすらすらと読んだりしゃべることはできないわけで、イントネーションに関しては、私は結構自信がある方なのではないかと思っていますがどうなのでしょうか。というか、そのために、フランス人の方に教えてもらうしかないと思ったわけなんですが。