Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

建築関連書籍

「住まいのデザインノート」を見てみました

「住まいのデザインノート」石井秀樹 著 株式会社 エクスナレッジ 書店のイチオシらしきスペースに平置きになっていたので見てみたところ、住宅建築における開口部からの光の差し込み具合が良くわかるかな~と思って、これは買いかな~と思い購入しました。…

Casa BRUTUS2018年12月号より

大した話でもないので書こうかどうしようか迷っているうちに時間が過ぎてしまいましたが、この機に記事にしたいと思います。 雑誌「カーサブルータス」no.225 2018年12月号「建築を巡る旅」から。嵐の櫻井翔さんが石上純也さん設計の水庭にいる表紙…

新建築6月号建築論壇より

新建築2018年6月号建築論壇に、ランドスケープあるいは〈情景図式〉の構造、そして建築のマイクロデュレーション、と題された原広司さんの文章載ってました。 今回は読み進めるごとに安らかな気持ちになって行くような文章でした。植生が全体を貫くお話…

再掲「未来をつくる建築100」

「未来をつくる建築100」マーク・クシュナー著解説 山崎亮 TED Books こちらの本、以前記事にしたことがありますが、その時、自分としては不出来な記事だと思い、自分で自分の書いた記事のことが気に入らず削除しようとまで思っていました。ところがアク…

新建築2017年10月号より

ブログを休んでいる都合で、どんどん情報が遅れていくというか過ぎ去って行くだけので、この機に気になっていたことを書き出しておきたいと思います。 建築雑誌、新建築2017年10月号はわりと面白かったのではなかったかと思います。 建築家の槇文彦さ…

GA JAPAN147と新建築7月号から

GA JAPAN147と新建築7月号に原広司さんの「みなと交流センター」の建築写真及びコンセプトが掲載されていましたね。「みなと交流センター」については、以前、GA JAPANのPLOTだったのか原広司さんのインタビュー記事中だったのか忘れましたが、木で覆う、み…

「丹下健三 戦後日本の構想者」豊川斎赫 著、を読みました

「丹下健三 戦後日本の構想者」豊川斎赫 著 岩波新書 まずこちらの著者の豊川斎赫さんですが、後ろの方の頁の著者紹介の所を見ると、建築家、建築史家と記載があり、生年が、私と同年代ということにまずは驚きました。私の世代となると、もうほとんど丹下健…

くうねるところにすむところ21「ドラゴン・リリーさんの家の調査」山本理顕、を見てみました

くうねるところにすむところ21 子供たちに伝えたい家の本ドラゴン・リリーさんの家の調査 調査・絵・文 山本理顕 インデックス・コミュニケーションズ 先日も紹介した「くうねるところにすむところ」という絵本スタイルの建築本から再び。 先日の記事↓ く…

新建築とGAJAPANより

建築雑誌からですが、新建築5月号98頁~に槇文彦さんによる文章が掲載されていました。「ふたつのキャンパスプランニングで考えたこと」というタイトルだったと思います。(←メモに書き留めた自分の字が汚くて読めないので、間違えていたら済みません。)…

「巨匠の残像」日経アーキテクチュア編 を見てみました

『巨匠の残像 「建築」を拓いた17人の遺風』日経アーキテクチュア編 2007年刊で、日経アーキテクチュア誌上に掲載されていた「巨匠の残像」をまとめた本だそうです。 取り上げられている建築家は次の方々。一人残らず故人ということで・・・。吉村順三宮脇檀…

磯崎新さんの「日本の建築遺産12選」を読みました

「日本の建築遺産12選 語りなおし日本建築史」磯崎新 著 新潮社 こちらの本、読んでみて大変面白かったです。建築家の磯崎新さんが、垂直方向と水平方向に日本建築の構築スタイルをジャンル分けしながら西洋建築との比較も含めて解説しています。全体的に…

松隈洋さんの「残すべき建築」

「残すべき建築 モダニズム建築は何を求めたのか」松隈洋 著 誠文堂新光社 刊 老朽化により次々と取り壊されて行くモダニズム建築や解体を免れたモダニズム建築について述べられています。以下は目次ではなく、取り上げられている各モダニズム建築について、…

「窓がわかる本 設計のアイデア32」を見てみました

「窓がわかる本 設計のアイデア32」中山繁信・長沖充・杉本龍彦・片岡菜苗子学芸出版社 こちらの本をさらっとですが見てみました。素人の判断ですが、良い内容だと思いました。設計を仕事にされている方だけでなくこれから家を建てようと思っている方も参考…

中山繁信さんの「世界のスローハウス探検隊」を読みました

世界のスローハウス探検隊日本・世界の「建築家なしの住宅」を巡る中山繁信 著 株式会社エクスナレッジ こちら「建築知識」の連載を1冊にまとめた本だそうです。建築を素描してあり、住宅内部の様子を想像しながら興味深く見ることができます。建築家なしの…

林望さんの「思想する住宅」を読みました

「思想する住宅」 林望 著 東洋経済新報社 作家で国文学者の林望さんが、ご自身の家作りや建築に対する考えについて書かれているエッセイで、東洋経済オンラインの連載を一冊にまとめたものとなっています。 林望さんと言えば、確か、能についての本など書か…

「世界に誇れる東京のビル100」

「世界に誇れる東京のビル100」 宮本健次 エクスナレッジ 株式会社エクスナレッジから出ている建築関連の本、最近本当にたくさんあって、パッと目に留まるのは必ずエクスナレッジから出ているものというくらいに豊富です。ただ、以前もエクスナレッジから…

「未来をつくる建築100」マーク・クシュナー

TEDBooks「未来をつくる建築100」マーク・クシュナー 著 牧 忠峰 訳 解説 山崎 亮朝日出版社 マーク・クシュナー(Marc Kushner)さん、Architizer.comというサイトを作っている方のようです。 5000件の中から100選んだということです。SANAAとか坂茂とか藤本…

「現代建築のトリセツ」松葉一清

「現代建築のトリセツ 摩天楼世界一競争から新国立競技場問題まで」PHP新書 松葉一清 著 「新建築」にこの本が紹介されていたため読んでみました。京都大学卒でムサビの先生である松葉一清さんの本。帯には隈研吾さんの推薦文が載っていて、本文中巻末にも隈…

「偶有性操縦法」 磯崎新

「偶有性操縦法 何が新国立競技場問題を迷走させたのか」 磯崎新 著 青土社 建築家磯崎新さんの本。新国立競技場問題についても取り扱われています。 私が磯崎新さんの書籍でかつて読んだことがあるのは「磯崎新の建築談義」のシリーズ全12巻。五十嵐太郎…

『世界で一番美しい名作住宅の解剖図鑑』

エクスナレッジムックから出ている『世界で一番美しい名作住宅の解剖図鑑』という本を見てみました。 巻末に、無断転載の禁止や、インターネットなどに載せるなと厳しく書いてあるので、ただ感想のみ書きますね。 手描きの絵というか図で、名作住宅が解説さ…

Casa BRUTUS1月号の温泉特集

「カーサ・ブルータス」、もう2月号が発売された直後で時期を逸してしまいましたが、一つ前の号、1月号の特集が良かったのですよ。1月号の特集は『THE BEST HOT SPRINGS 究極の癒しがデザインされた温泉100』ということで、建築家によるデザイナーズ温泉…

「再発見/ル・コルビュジエの絵画と建築」 林美佐 著

旧ブログの記事ストックを見直していたら、こちらの本のレビューがあったので、コルビュジエ建築のまとめとして、新ブログの方にも再掲載します。 『再発見/ル・コルビュジエの絵画と建築』林美佐 彰国社刊 芸術学方面の勉強をきちんとされた学芸員の方で、…