建築関連書籍
久しぶりに建築雑誌、GAJAPANと新建築ですが、それぞれどっさり数冊分見てくることができました。そこにあったものしか見れていないので、欠落していた号などあったり情報は幾らか抜けているかと思います。 一時期は、もう建築自体をそんなに見に行ったり建…
建築のことを取り上げようと心がけているブログなので、一応言及しておくと、今年建築雑誌などで建築作品を見ていて思ったこととしては、天地無用系!?の建築が増えているのかな、という気がした。元々建築はすべて天地無用だからこの表現は完全におかしい…
日本の家 空間・記憶・言葉中川武 著TOTO出版 を読みました。「ハウジング&リビング」の連載「住宅語辞典」をまとめたものと、最後のページに書いてあります。 和風建築について知りたくてこの本を見てみる気になりました。以前からの願望で、和室の畳がダ…
先日、停車中にカーラジオから偶然聞こえて来たのが、建築家の川西康之さんのお話でした。話の前半部分しか私は聞けなかったのだけど、鉄道のデザインに至るまでの経緯などからお話が始まっていましたが、川西さんがデンマークに留学した時の経験として、ヨ…
山崎美津江さん著の「帰りたくなる家」の46頁に、インテリアデザイナーの内田繁さんの言葉が引用されています。ちょっとここにそのまま書いてしまっていいのかどうかわからないので、そっくりそのまま書くのは控えますが、床がインテリアにとってとても大…
「美しく暮らす住まいの条件~間取り・動線・サイズを考える~」水越美枝子 著エクスナレッジ を購入して見てみました。 本当は電子書籍で欲しかったのだけれど無いようだったので、紙の本になりました。こういう建築関係の書籍は、何か、家を建てる前とかリ…
大変久々に建築雑誌を見る機会があり、GA JAPANの方は少ししか見れなかったのですが(巻頭の藤本壮介さんのエッセイを大変興味深く読みました。何と医療従事者のご家族。初めて知りましたが、このことで一気に親近感を持ちました)、新建築の方は数冊分見る…
1つ後に挙げる記事の続きとして、番外編的な話の方から挙げようかと思います。 「麒麟がくる」最終回すごかった - Qu'en pensez-vous? 「麒麟がくる」を見ていて、ドラマの本筋から離れた社会制度的な部分で興味深く思ったことがありました。ノッブは明智よ…
モダンリビングの最新号に、マンハッタンのペントハウスⅢ、建築家の安藤忠雄さんによるマンハッタンのペントハウス改修の写真が掲載されていて、とても美しいな~と思って見ていました。こんなことを書くと沢山の方々から怒られそうですけど、管理人は今まで…
最近また妄想族になって、将来、2世帯住宅に住んだりすることとかはありうるだろうか?(正確に言えば、2世帯住宅に住まわせてもらう、2世帯住宅に居させてもらう)とか、今後、何度も何度も引越しをしているだろうか、とか、今後10年~20年後の自分…
「MODERNLIVING250」の特集記事が『40坪の邸宅』となっていたので興味をもって見てみましたが、その他の内容も興味深かったため、買って良かったと思いました。 この「モダンリビング」誌には、20世紀の名作住宅として建築史家・建築家の藤森照信さんが…
ここの所、ダイニングテーブル周辺におけるテレビの置き方、レイアウトについて考えていました。これについては、本当に失敗したと思い、こういうことは事前に皆で良く相談して計画しておかなかったから、こんなに今頃になって困ることになるのだと思って、…
建築家が建てた妻と娘のしあわせな家田中元子 著写真 野寺治孝X-knowledgeこちらはちょっとプライバシーを侵害し過ぎな内容な気がしましたが、建築家の自邸を集めた写真集となっていたため見てみました。やはり、建築家のご家族の方の写真まで掲載するのはち…
ル・コルビュジエの浮かぶ建築難民避難船への再生に導いた女性たちとその物語ミシェル・カンタル・デュパール 著古賀順子 訳 遠藤秀平 監修鹿島出版会いきなり、表紙のタイトルのフランス語表記から誤植があってどうしたのかと思わされますが、中めくって、…
インテリアデザイン雑誌『エル・デコ』8月号に、『隈研吾が目指すスローで小さな東京』という特集がありました。 一般向けの雑誌の方がわかりやすい気楽なお話が読めるのですごくいいなと思っています。日本の木材を用いる、日本には木造建築文化があるとい…
『隠れた秩序 二十一世紀の都市に向って』芦原義信 著中央公論社 読んでから少し時間が経ってしまったので上手く書けるかわかりませんが、以下の記事↓を書いた時に、本当はこの内容で書こうと思っていたんですが時間が無くて今に至ってしまいました。 テニス…
またもやぜんぜんタイムリーでない話で申し訳ないですが、ずっと頭の中にあったのに書き忘れていたことがありました。 GA JAPAN156に毎年お馴染み「総括と展望」というのがありました。その『セッション2平田晃久×藤本壮介』を興味深く読んだんですが(セッ…
先日美容室にて、待機用の椅子で待っていた間、棚にある雑誌を順番に見ていました。女性週刊誌、ファッション雑誌など、全部見終えたところで、「う~ん?これは男性用の雑誌だなあ?」と思いながらも表紙がキャンプの写真でアウトドア特集っぽかったので手…
子供の現代文の問題集の採点を行っていたところ、建築家の芦原義信さんの文章が掲載されていたため丸付けそっちのけで興味深く読んでしまったということがありました。芦原義信先生の著書『秩序への模索』からの出題でした。実際には芦原義信さんなどと気軽…
先日家の中の大規模な片付けを行っていたところ、買ったのに読んでいなかった雑誌を発見しました。またもや丸1年前の雑誌となります。他、いろいろ溜まっていた雑誌などを処分したりしましたが、この、見ずに放置していた雑誌が面白かったのでこれだけは処…
『ナショナルジオグラフィック日本版』2018年6月号の特別付録が、「スタジアム過去・現在・未来 スタジアム進化の軌跡」というもので、そこに札幌ドームが絵で紹介されていました。⑧番での紹介でした。収容人数も書いてあり、41484~53738人…
SD選書「見えがくれする都市」槇文彦 他 著鹿島出版会 タイトルだけは知っていて以前から読んでみたいと思っていました。しかしどこを探せばいいのかわからなくて困っていましたが、SD選書だったんですね。 なぜこの本のことが頭にあったかというと、昔、「…
「住まいのデザインノート」石井秀樹 著 株式会社 エクスナレッジ 書店のイチオシらしきスペースに平置きになっていたので見てみたところ、住宅建築における開口部からの光の差し込み具合が良くわかるかな~と思って、これは買いかな~と思い購入しました。…
大した話でもないので書こうかどうしようか迷っているうちに時間が過ぎてしまいましたが、この機に記事にしたいと思います。 雑誌「カーサブルータス」no.225 2018年12月号「建築を巡る旅」から。嵐の櫻井翔さんが石上純也さん設計の水庭にいる表紙…
新建築2018年6月号建築論壇に、ランドスケープあるいは〈情景図式〉の構造、そして建築のマイクロデュレーション、と題された原広司さんの文章載ってました。 今回は読み進めるごとに安らかな気持ちになって行くような文章でした。植生が全体を貫くお話…
「未来をつくる建築100」マーク・クシュナー著解説 山崎亮 TED Books こちらの本、以前記事にしたことがありますが、その時、自分としては不出来な記事だと思い、自分で自分の書いた記事のことが気に入らず削除しようとまで思っていました。ところがアク…
ブログを休んでいる都合で、どんどん情報が遅れていくというか過ぎ去って行くだけので、この機に気になっていたことを書き出しておきたいと思います。 建築雑誌、新建築2017年10月号はわりと面白かったのではなかったかと思います。 建築家の槇文彦さ…
GA JAPAN147と新建築7月号に原広司さんの「みなと交流センター」の建築写真及びコンセプトが掲載されていましたね。「みなと交流センター」については、以前、GA JAPANのPLOTだったのか原広司さんのインタビュー記事中だったのか忘れましたが、木で覆う、み…
「丹下健三 戦後日本の構想者」豊川斎赫 著 岩波新書 まずこちらの著者の豊川斎赫さんですが、後ろの方の頁の著者紹介の所を見ると、建築家、建築史家と記載があり、生年が、私と同年代ということにまずは驚きました。私の世代となると、もうほとんど丹下健…
くうねるところにすむところ21 子供たちに伝えたい家の本ドラゴン・リリーさんの家の調査 調査・絵・文 山本理顕 インデックス・コミュニケーションズ 先日も紹介した「くうねるところにすむところ」という絵本スタイルの建築本から再び。 先日の記事↓ く…