「やさしいフランス語で楽しむ荻野アンナのフラふら落語」
荻野アンナ 著 NHK出版
こちらの本、2014年に出た本ですが、NHKフランス語ラジオ講座のテキスト誌上で、荻野アンナさんが連載されていた落語のフランス語バージョンを一冊にまとめたものです。
テキストに連載されていた頃、面白いと思ったので、手に入るテキストを遡って買って読んだりしていましたが、最終的に本としてまとまってしまいました。
当時そもそも落語なんて聞いたことがなく、どういうものかもわからなかったのですが、フランス語と日本語とで書いてあるので大変面白く読めました。
狸札、時そば、代書屋、紙入れ、などとても面白いです。
フランス語中級くらいの方から、読み物としてオススメ。
フランス語がわからない人でも日本語部分だけ読むこともできますので、古典落語にどんな話があるのか知りたい人にもオススメできます。荻野アンナさんが古典落語を圧縮して独自に面白く書き上げられています。
〈フランス語学習〉アレクサンドル・デュマ三銃士フランス語500~1000語彙の簡単バージョンで読書 - Qu'en pensez-vous?