Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

今更ですが、テイラー・スウィフトの「1989」について

今更ながらですが、テイラー・スウィフト/Taylor Swiftの「1989」っていうアルバム、いい感じです。

アルバム自体は前から買ってあったのにずっと放置状態で、私は先日初めて聴いた。私が聴いていなかっただけで、家の他の人のiPodには既に同期済みで、ちゃんと聴いている人はいたということで無駄買いというわけではなかったですが。

「1989」を購入したきっかけは、私自身、MTVで「style」って曲が良いな~と思ったことと、このアルバム自体の評判が前作、前前作に比べて良かったようなので買いましたね。(なのに放置。2014年発売です)

グラミー賞受賞アルバム「FEARLESS」以降の2枚のアルバム「Speak Now」「Red」は、あんまり好きじゃなくて全然聴いてない状態。とは言え、うちはMTVが見れる状態にあるので、どっちにしろテイラー・スウィフトのミュージックビデオは自然と目に入るので、シングルカットされた曲は全部聴くには聴いて来たし、映像もじっくり見てきた。
ただ、最初はカントリー歌手としてデビューしたというのに、どんどん普通のシンガーソングライターというか、ただのヒットメーカーになってしまいどうしたのかと思っていましたが、「1989」では、新たな境地というか、透明感のあるテイラーの世界が開花している感じで好感が持てました。

ミュージックビデオも、「1989」からの曲は、映像的に力作揃いだと思う。
「style」では稲妻とか潮とかの自然を利用しつつ、人物の投影効果もあり、すごく綺麗な映像に仕上がっている。
「bad blood」は、「バイオハザード」とか、どちらかというと「X-MEN」とかのイメージなのか、映画風の戦闘物で、テイラーが暴力的に戦います。これがハマり役。やっぱりテイラー・スウィフトって攻撃的なのが似合うんですよね。「blank space」から、攻撃的なイメージがすっかり定着した感じです。本当に良く似合う。気が強い女性だからでしょうね。
ただ、この「bad blood」、ビデオではケンドリック・ラマーが客演でめちゃくちゃカッコ良いラップを披露してますが、「1989」のアルバム中にはケンドリック・ラマーのラップは収録されていません。「bad blood」については、CDじゃなく、ミュージックビデオで見た方が良いです。
「wildest dreams」は、最初はぜんぜん何とも思わなかったけど、聴けば聴くほど好きになる感じで、今はこれが結構好きです。
「out of the woods」は、森の妖精みたいな感じですね。こちらもまるで映画です。

MTVを見ていると、映像分野の進歩って本当にすごいなと感じます。昔のMTVってこんなじゃなかった。もっと、ろくでもないひどい映像ばかりだったと思いますが、本当にここ数年で飛躍的に進歩して、芸術の範疇にすら入ってきたくらいな印象があります。
映像の作成や加工に携わる人たちのセンスというか、そういうものは一体どこから来るんだろうと思ったりもするし、技術を自分の物にしないと生き残れない世界なんだろうとも思うし、映像の製作者サイドの仕事って本当にすごい、と思う。

ただ、日本はダメですね。映像技術ぜんぜん遅れてます。日本のミュージックビデオとかぜんぜん見ごたえ無い。
資金不足というのもあるかもしれないけれど、基本的にアメリカと日本では音楽の売り出し方が真逆だから、その影響かと思います。

映像のことばかり書いてしまいましたが、「1989」の日本語訳歌詞の冊子に、テイラー・スウィフトによるこのアルバムの序の日本語訳が書いてあって、その文章がすごく良かった。
テイラー・スウィフトって、すごく率直で、そこが良いんじゃないかと思う。
プライベートを全世界に完全公開状態で、率直に自分の気持ちを表現しているんだけれども、それが返って現代的で、ツイッター的というか、熱狂的なファンからすぐにレスポンスが返ってくる的な、そういう一般人とミュージシャンの近しい距離感というか、ファンがミュージシャンを支え、ミュージャンがファンの代弁者でもあるいう相互関係が、すごくいい感じで成立している。テイラー・スウィフトならではの成功例ですね。とにかく、テイラー・スウィフトのファンは強力そうなイメージあります。

で、結局あなたはどうなのよ、ということですが、年齢的に世代が全然違うということもあり私はそれほどテイラー・スウィフトは好きというわけではありません。かと言って嫌いでもありません。中くらい。旧ブログの頃から私のブログを見てくださっている方はご存じと思いますが、私は基本的に、音楽はR&B派で、ブラックミュージック好きなので、あまり白人系の音楽は聴きません。・・・でも最近はそうでもないかな。