こちらも旧ブログに掲載していた写真ですのでとても古い写真です。3.11よりもずっと前に訪れた時の写真になります。
栃木県にあります。那須の観光地のエリアにあるので、那須高原に避暑や行楽に訪れた際など、見に行くと良いかもしれません。美しい建築です。
この屋根のルーバー、木材の処理に関しては、非常に試行錯誤があったと本で読みました。防火・耐火加工のことだった思いますが、事細かに隈研吾さんの書籍に書いてありますので、是非ご一読を。すごく素材に対するこだわりや、物づくりへの姿勢が感じ取れると思います。
確か、この木材の処理に関して、特許を取っているはずだったのではないかと思います。特許を取っているのは他の、紙にこんにゃくを塗っている方の建築だったか?正確には忘れてしまいましたが、隈研吾さんの書籍には、そうした技術的なお話についての記載があります。
広重街道頭上の木のルーバー。とても美しい。
研ぎ澄まされた和のたたずまいと降り注ぐ光の粒子感。
ガラスも多用されています。風通しも見通しも良い、気持ちの良い建築です。