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Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

パリ同時多発テロ~フランス語ニュースで確認しました~

時事問題

発生から少し時間が経って、沸々と怒りのようなものが湧いてきました。

コンサート会場の銃撃ってひどくないですか。レストランも困る。こういうのは本当に良くない。
少なくとも、日本国内でこのようなことは絶対に起こってはならない。

一応、フランス語のラジオニュースサイトや、NHKのフランス語ニュースのラジオとかも聞いてみたりもしました。スクリプトでも確認しました。日本のテレビで報道されている以上の情報は今のところ無いようです。

ただ、ショックだったのは、フランス語のラジオニュースサイトで、日本語で言うところの「自爆テロ実行犯」のことをフランス語読みで「カミカーズ(Le kamikase)」、つまり「カミカゼ」と言っていたのです。
聞いただけでなく、きちんとスクリプトでも確認して、フランス語の辞書も引いて確認しました。知らなかったのですが、カミカゼは、フランス語の辞書に載っていました。意味は、神風特攻隊のことで日本から入った外来語として辞書に載っている言葉でした。
いや、恐ろしいですね、そんな風に思われているなんて。
日本の特攻隊は命令に従っただけで決して誰も死にたくなんかなかったはず。そこが、今度の事件を起こした過激思想に染まって自ら死にに行った犯人たちとは絶対的に違っているはずだと思うのですが、完全に同一視されてしまっている。
NHKのフランス語ニュースでは、カミカゼとは言っていませんでした。ただのテロリスト、と言ってました。
他にもフランス語のラジオニュースサイトはいくつかあるので、他ではカミカゼとは言っていないかもしれません。たまたま見たサイトがそのように言っていただけかもしれません。(日本人のフランス語学習者には有名なサイトのはずですが)
ツナミといい、カミカゼといい、日本って恐い言葉を世界中に広めているようですね・・・。

今回のテロ、ホームグロウンテロリストとシリア難民に紛れて入ってきたテロリストのチームによるものでベルギーを拠点にしたものであるといった感じで今のところ報道されています。

ホームグロウンというのが本当に恐い。
今回の流れから、フランス国民戦線のような右翼が台頭するのを懸念する声があるようです。右翼政党の主張『純粋なフランス人しか認めない、移民排斥』といった内容で、朝日新聞誌上で、以前、国民戦線党首がインタビューに答えていたと思います。しかし、それでは、純粋なフランス人であっても、ホームグロウンの過激思想を持った人にはどう対処するのか、ということになる。
朝日新聞は定期的に、フランスの有識者の論説などを多く掲載していて、ここ東洋の島国にあっても、ヨーロッパの潮流が伝わってきていいな、と思ったりしていました。
パリ同時多発テロについても、市民の意見として、「恐がっていたらテロリストの思うつぼ。われわれは普通に振る舞わなければならない」という感じの、勇ましい市民の声が掲載されていました。

元々、フランス人というのは勇ましい国民性というイメージはあります。
勇ましいけれど、彼らは実は心が優しい人たちでもあると思います。だからこそ多民族を受け入れてやって来れたのでしょうけれど、変革の時が迫っているのかもしれません。過激思想の人たちから勇ましく国を守っていってほしいです。 

パリ同時テロ - Qu'en pensez-vous?

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