Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

哲学系書籍

終焉しかけの文明の只中で、文明の興りに立ち返る

ギリシャ神話と、2つくらい前の記事で出て来たので、ちょっと書いてみようかと思います。詳しい人も多いかと思いますし、私はほとんど知らないに等しいので誤り無いように書けると良いのですが。 すごく面白いと思うのが、記憶と芸術分野が結びつけられてい…

『技術とは何だろうか 三つの講演』を読みました

技術とは何だろうか 三つの講演 マルティン・ハイデガー 著 森一郎 編訳 講談社学術文庫 を読みました。 先日の、「物化」の概念について、ハンナ・アレントであれば、多分、ハイデガーの方を調べた方がよくわかるんじゃないのかな、と思い、上記の本が出て…

ロック「人間悟性論」は好みでした

様相とは、可能性と関わりはあるが、スクリーン化はしなさそう - Qu'en pensez-vous? モードチェンジと様相(モード、モダリティ) - Qu'en pensez-vous? 哲学系の資料は揃いました - Qu'en pensez-vous? 空間を語ろうとすると時間の話になるのは奇妙過ぎる …

「かくれた次元」エドワード・ホール

「かくれた次元」エドワード・ホール著 みすず書房 みすず書房、哲学系の書籍が専門の出版社から出ている本。当ブログ、空間に関する哲学的な話を取り扱えればと思っていますが、なかなか真面目になれません。少々心を入れ替えて、空間に関する記述があるこ…

ウィトゲンシュタイン『論理哲学論』

今から10年前くらいに、中公クラシックスの版で読んだウィトゲンシュタインの『論理哲学論』。これがやはりすごく良いんじゃないかと思うので、記事にしたいと思います。 今回久々に本をめくったら、何やらルーズリーフを折り畳んだものが挟まっていて、理…