Qu'en pensez-vous?

空間について考えます

休止の予告

あとひとつ建築写真の連載を行ったら、当ブログを休止します。
ブログをお休みする期間は今から約1年間の予定でいます。従って今回は、記事を全削除したりせずブログをそのまま残します。1年後もまだ戻れない場合はまたその頃にお知らせを書きます。
休止の理由は、問題が山積して時間的余裕と心的余裕の確保ができなくなってきたためです。どちらかというと心の余裕が無いとブログが書けません。
お休みに入る時には今まで受け付けて来なかったコメント欄を一定期間開放することも考えています。ただそうすると、コメント内URLリンクにウイルスを貼り付けて感染させ個人情報をむさぼり取ろうと張り切る人たちが出て来ると思われますのでそれについてはどうするかもう少し考えます。
当ブログの読者様、楽しみにして下さっている皆様方には大変申し訳ありません。
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迷惑電話の意味とは?

ブログを更新しない、ブログにログインしない間、うちに電話してきた人、電話を指示した人、会社。業者を装っているけど、こっちの様子覗いのために電話しているんだと思うけど。電話番号検索で見たらたくさん苦情が書いてあったけど。学習塾の次は保険か。そういう悪質な電話って、個人情報を吐かせるためのおとり電話なのではないかと思うけど、何度電話しても知らない相手にいろんな情報を明かしたりしないよ。そういう電話ってどんな利益があるのか不思議でたまらない。利益が出ないのにやっても仕方が無いはずなのに。あんなにネット上に苦情書かれてるんじゃ商売になるわけない。やっぱりもっと別の目的があるとしか思えない。在宅確認や、名簿を作る目的なんだと思うけど。

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「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」を購入しました

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
河合雅司 著    講談社現代新書
 
時間不足でまだ1冊全部読んでないんですが、これから起こることについては表紙や22~23ページの年表を見ればだいたい一目でわかるので、私は第2部の「日本を救う10の処方箋―次世代のために、いま取り組むこと」からいきなり読み始めました。第2部は全部読みました。
【戦略的に縮む】のところはとても良いのではないかと思いましたが、それ以降に記載されている対策は少し夢物語のように思いました。
この著者の先生は、AI(人工知能)なんて当てにならないみたいに書いていますが、これはやはり世代的なものなのでしょうか。私などはAIには肯定的な印象を持っていて、かなり期待できるのではないかと思っていますが、素人考え過ぎるでしょうか。AIが良かろうがが悪かろうが、AIに依存せざるを得ない社会がやってくるのではないでしょうか。AIがすべて解決してくれる、それくらいの技術革新があるのではないかと思います。コンビニのレジなどで、東南アジア出身とみられる方々が労働しているのを見かけるこの頃ですが、彼らを見て私がいつも思うのは、彼らはAIのシステム、自動レジが整うまでの繋ぎであって、全自動化されたら彼らは帰国を余儀なくされる、そんなことをつい思ったりしてしまいます。
他に、高齢者の話について思ったことは、本当に、暇を持て余している老人が多過ぎるんじゃないかと常々思っています。
病気になって通院しているご老人もいる一方で、ピンピンとして元気で元気でたまらない人たちもいます。そういう人でも突然病気になるかもしれませんが、でもやはり、とんでもない非常識な老人たちが世にはびこっている傾向はあると思います。傍若無人なとんでもない老人たちのせいで、私たち壮年世代がひどい目に遭っているとすら思います。お年寄りの人たちも体が動く限りは働いた方が良いのではないでしょうか。会社は何でも利潤を追求しなければ仕方が無いということになっているので、そういうガンガン働くようなエネルギッシュな働き方はお年寄りにはできないかもしれないと思うけれど、地域への貢献のような種類の仕事をお年寄りに任せてお金を循環させるようにすると、お金が世の中を回りだすのではないかなあと思いました。
兎にも角にも、年を取った人たちの人口が滅茶苦茶多く、子供たち、若い世代の人口がものすごく少ない、なので漏斗型のような先細りの人口構成になる、その時代を生きなければならないということ。そんなことは前から聞いていて頭ではわかってはいたことだけれど、本当に、どうしてこんなことになっちゃったの?という気がします。戦略を誤ったからこの結果があるんでしょうね、きっと。ひょっとして犯人は丹下健三さんだったりして・・・。建築や都市計画と人口動態がどのように関連付けられるか、というところだと思いますが、一極集中の都市が出来上がった結果、物価も高騰し、子供1人当たりを育てるのにお金がかかり過ぎるようになる。保育園にも入れない。子供を増やせない。もうすべて悪循環だらけ。これはやはり都市計画上の欠陥ということもあるのではないのだろうか、と思ったりします。
・・・と、ここまで書いてみてハッと思ったのは、これは一般論であって、実際、現実はどうかと考えると、身の回りの状況を考えてみて、子供を産んでいる女性は大抵は2人は子供がいることが多いように思います。結婚して2人か3人子供が生まれる、これはわりと良くあることのように思います。他には高学歴ワーキングプアのせいで子供は1人だけという人はいます。あとは不妊で1人という場合。普通結婚したらば、大抵子供は生まれています。問題なのは、結婚しない人が増えている、ということにあるのではないでしょうか。結婚しない、これが物凄く良くないことなのではないかと思います。どうしてこんなことになってしまったんでしょうか。結婚できないのか結婚したくないのか、一体何なのかがわかりませんが。でも、私の兄弟でもまだ結婚していない者がいますので、こうした「非婚」というケースが大問題なんだと思います。
少し話は違いますが、例えば出生率が2を上回っているフランスは、結婚しないで生まれる婚外子が全出生の50%に達すると言われています(これが個人主義の自由な国の姿)。このように、子供の数を増やすためには、結婚という形態に必ずしも捉われる必要は無いのではないかと私は思います(経済的に育てられるならば)。婚外子でも出産する、産む気のある人にどんどん産んでもらう、結婚する人が減っているのならばそうした選択肢も奨励すべきと思います。頭の固い人たちは文句を言うだろうし、家族制度が崩壊するだのなんだの言うでしょうが、そんなことを言っている間に人がいなくなれば国が衰退し滅びてしまいます。
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GA JAPAN147と新建築7月号から

GA JAPAN147と新建築7月号に原広司さんの「みなと交流センター」の建築写真及びコンセプトが掲載されていましたね。
「みなと交流センター」については、以前、GA JAPANのPLOTだったのか原広司さんのインタビュー記事中だったのか忘れましたが、木で覆う、みたいなお話を読んだ記憶がありましたが、木!?と少しびっくりすると同時に、木というのが原広司さんらしいとも思いましたが、ついにできたということで。
GA JAPAN147は字数の関係か比較的コンパクトに、しかし要点はしっかり(リッジ曲面について)に書いてありました。より詳しい文章が読めるのは新建築7月号の方だと思います。
両建築雑誌とも買って見たわけでなく、ちょっと見てメモを取って来たのですが、そのメモの一部を紛失してしまい、満足な記事として書けない状態になってしまいましたが・・・。
新建築7月号に「フローティング・アーキテクチャーの行方」というタイトルの文章で、(1)~(3)までありますが、やはり(2)のリッジ曲面の説明がハイライトだろうと思いますし、アルカイックなルックスをしているといった説明のあたりや、鉄骨鉄筋コンクリートの建築を木材(「下見張り」)で包む、耐火構造の外壁に木材、等々、技術面も面白いと思いました。
他には、別ページの、写真の脇にある新建築の編集者の方(?)か所員さんによる解説文がわかりやすいです。あまり書き写したりすると、無断転載とかいうことになるので、すべては書きませんが、
「船底を想起させる湾曲面は、原広司氏が1970年代から研究している活動等高線論における閉曲線とその中心概念であるリッジによって導き出されている。」
こんな感じです。
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坂茂さんの作品集を2冊ご紹介

坂茂さんの作品集や、坂茂さん関連書籍、何冊も出てきているようです。
TOTO出版と、日経アーキテクチュアから出ているものが今手元にあります。↓
Shigeru Ban
Material,Structure and Space
坂茂の建築
材料・構造・空間へ
TOTO出版
NA建築家シリーズ
坂茂
(増補改訂版)
日経アーキテクチュア編
日経BP
TOTO出版の方は、英文が併記されているので、海外の建築関係の方向けにも作られていると思います。
2冊ともそれほど内容的には大差無いように私には見えますが、TOTO出版の方には、チェアなど坂茂さんのプロダクトデザインの数々も載っています。
建築写真に関しては、構図がTOTO出版と日経アーキテクチュアのカメラマンさんとでは違っています。各作品それぞれカメラマンが違うのかもしれないので何とも言えませんが、TOTO出版の撮り手さんの方は写真の構図として大胆なものを好み、写真自体の芸術性が高いように感じます。日経アーキテクチュアの方の撮り手の方は、斜めから見るのが好きでわりと見上げる感じの構図を好まれているようです。こちらはより解説的な構図と言えるかと思います。
写真を撮る時の構図次第で、作品集を見る人にとっては建築に対する印象が多少違って見えると思います。
作品集を見ていて思ったことは、坂茂さんは、小さいサイズの建築の方が良いようだと思いました。やはり住宅が素晴らしいのではないかと思います。
大分県立美術館やラ・セーヌ・ミュジカルなど作品の規模が大きくなると多少緩慢になってくる感じがしないでもなく、ちょっと期待していたものと違う、というイメージが私はしてきてしまいます。もっと驚くべき作品が作れるのではないか、そんな風に見えます。
個人的には、↓こちらの、当ブログで以前に既に記事にしてある岩波書店から出ている「紙の建築 行動する」という坂茂さんの本を特におすすめします。建築写真を作品集で見るよりもまず、理論というか、行動理念を理解する方が坂さんに関しては先決だという気がします。

「紙の建築 行動する」 坂茂 著 岩波書店 - Qu'en pensez-vous?

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くうねるところにすむところ30 坂茂の家の作り方 を見てみました

くうねるところにすむところ30 坂茂の家の作り方
坂茂 著   平凡社
「くうねるところにすむところ」のシリーズは当ブログで度々取り上げていますが、今回は坂茂さんのものをチョイスしました。「くうねるところにすむところ」シリーズは設定年齢14歳とのことで建築を志す子供向けの本ということですが、大人でも普通に読めますし、肝心なことがダイレクトに良く伝わるので、今回、坂茂さんの家の作り方を順に読んでみて、とても心に響きましたし大変興味深く感じました。
こちら、本当にお勧めしたい良い本だと思います。
最初の方は、ビールケースを使った仮設住宅や、災害時の紙の間仕切りシステムなど、坂茂さんと言えばこれ、といった既にお馴染みのものから始まるので、うんうん、そうそう、という感じで特に驚かなかったのですが、だんだんページをめくっていくうちに、様々な住宅がズラリと紹介され始めるあたりで、私はかなり驚嘆しました。
すごいです。
坂茂さんは海外に飛び出した組で、クーパー・ユニオンで建築教育を受けたということから、その影響なのでしょうか。従来型の日本人建築家とは、発想がまったく違う感じがします。
家具の家、ダブル・ルーフの家、シャッターの家、カーテンウォールの家・・・等々、驚きの住宅が掲載されています。
「気持ちのいい空間を作る」、「縁側のような、外と内の中間的領域」(本文中から抜き書きしました。坂茂さんの言葉です)というあたりは、非常に日本の建築家的で、流行の「境界」についてどうするかの諸検討を行っているかに見えるのだけれど、そのアプローチがかなり突き抜けているように感じます。
境界の解釈に関してで考えると、私は坂茂さんが作り出している境界の形が、一番好きかもしれません。かなり好みです。隈研吾さんの作り出す境界は、あれでもまだ随分閉じています。かなり閉じてます。
坂茂さんが作り出す境界は、かなりすごいと思います。
藤本壮介さんとかも、かなりとんでもないスカスカな空間になっていたりするとは思いますが、それと坂茂さんの空間とはまったく違うと私は思います。
何が良いのか、どういう境界なのか、上手く言葉で表現できたら大したものだと思いますが、今の私にはまだ坂茂さんの境界の凄さについて記述する言葉が見つかりません。
ただ、すごいとだけ言いたいと思います。これについてわかったらまた書きたいと思います。
(こうして、空間に対する記述や言葉を探っている時というのは、感覚が研ぎ澄まされるというか、空間的直観や芸術的直観のようなもの(目には見えないけれども頭の中には出現し構築可能である空間世界)が強く刺激される感覚がしてとても楽しいものです。)
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ミュージックビデオ背景に丹下健三さんの建築

丹下健三さん設計の、国立代々木競技場第一体育館 - Qu'en pensez-vous?

↑こちらの記事もご好評頂いている記事のひとつのようですが、丹下健三さんの建築が好きな方というのはやはり多いのでしょうか?
↓こちらのミュージックビデオでは、丹下健三さんの建築が背景に出てきます。代々木第一体育館国連大学東京都庁など舞台に撮影されていますので、建築好きな方には良いかもしれません。
iriさんの「Watashi」という曲。ヒップホップシンガーの女の子です。上手いです。

www.youtube.com

他にも現代建築を舞台に撮影されたミュージックビデオはいくつかあると思います。

丹下健三さん設計の、国立代々木競技場第一体育館 - Qu'en pensez-vous?

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